親子で作る旅のしおり ~家族旅行の思い出をもっと特別に~

家族での旅行は、子どもたちにとってかけがえのない思い出となる大切な時間です。せっかくの旅行をより楽しく、そして忘れられないものにするためにおすすめしたいのが「旅のしおり」作り。
旅のしおりは、旅行の計画や予定をまとめた冊子やメモのこと。これを親子で一緒に作ることで、旅行へのワクワク感がアップし、子どもたちも自分ごととして参加できるようになります。
また、旅行は単なる思い出作りにとどまらず、普段とは違う環境での体験や新しい発見を通じて、子どもの自立心や社会性、問題解決力などの成長にもつながる貴重な機会です。
今回は、旅のしおりの魅力や作り方のポイントをご紹介します。

-目次-
親子で作ることで広がる楽しさ
旅のしおり作りは、単なる準備ではなく、家族旅行の第一歩にもなります。
・子どもの意見を聞く
どこに行きたいか、どんなことをしてみたいかを一緒に話し合うことで、子どもの興味や希望を取り入れられます。旅への主体感が生まれ、当日の行動にも積極的になれます。
・役割分担をしてみる
地図を調べる、必要な持ち物リストを作る、イラストを描くなど、子どもにもできる簡単な役割を任せてあげると、楽しみながら作業できます。
・思い出の宝物に
旅行が終わったあとに旅のしおりを見返すと、写真やチケット、絵やメモを貼って「思い出アルバム」として活用可能。家族の絆がより深まります。

旅のしおりの作り方
まずは家族で旅行の日程や行き先、行きたい場所やアクティビティを話し合いましょう。
その後、無理のないタイムスケジュールや持ち物リストを決めていきます。
しおりの形は簡単な紙1枚から、冊子やファイルなどお子さんの好みに合わせて自由にアレンジ可能です。
最後にイラストや写真で飾りつけをして、世界にひとつだけのオリジナルしおりを作りましょう。
基本的には、以下の「書くことリスト」に沿って内容をまとめれば、楽しいしおりが完成します。
準備するものリスト
- 紙(画用紙やプリント用紙など)
- ペン、色鉛筆、クレヨン、マーカー
- のり、はさみ、テープ
- シールやスタンプ(あれば)
- 写真やチケットなどの思い出の品(旅行後に貼る用)
- クリアファイルやホチキス(冊子にする場合)
旅のしおりに書くことリスト
- 旅行のタイトル・日程
- 例:「夏休み家族旅行 2025年7月20日~22日」
- 目的地の基本情報
- 住所、アクセス方法、連絡先など
- 当日のスケジュール
- 出発時間、観光スポット、食事場所、休憩時間など
- 持ち物チェックリスト
- 着替え、タオル、日焼け止め、虫よけ、カメラ、おやつなど
- 子どもの役割・担当
- 地図を持つ、カメラで写真を撮る、荷物の管理など
- 注意ポイント・お願いごと
- 時間厳守、ゴミは持ち帰る、みんなで協力すること など
- ワクワクメッセージや目標
- 「みんなで楽しく過ごそう!」「初めてのプールでいっぱい泳ぐぞ!」など
こんな工夫もおすすめ
- QRコードを貼る
- 訪問予定の場所のホームページや地図のQRコードを貼ると、スマホで簡単に情報をチェックできます。
- チェックリスト機能を入れる
- 行った場所や済んだことにチェックを入れていくと、達成感も味わえます。
- 写真やチケットの収納スペースを作る
- 現地で撮った写真や入場券を貼ったり挟んだりできるようにしておくと、後から振り返る楽しみが増えます。
💡まとめ:旅のしおりで家族旅行をもっと特別に
旅のしおりを親子で一緒に作ることで、子どもたちの旅行への期待感はぐっと高まります。また、当日のスムーズな行動や忘れ物防止にも役立ち、家族みんなが安心して楽しめる旅行になります。
帰ってからも思い出の宝物として残り、家族の絆を深めるアイテムに。特に小さなお子さんがいるご家庭では、旅のしおりがあることで「今日はどこに行くの?」「次は何をするの?」という子どもの不安も軽減されます。
今年の家族旅行はぜひ、親子でわくわくしながら旅のしおりを作ってみませんか?そのひと手間が、旅をもっと素敵で楽しいものにしてくれます。
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